かなりしばらくぶりの更新になってしまいました。
厚労省からの薬局業務に対するいわゆる0402通知でも、日々のニュースからも薬剤師のコミュニケーションの大切さが叫ばれているように感じる今日この頃です。
そういうことを思い浮かべた時、私は以前から違和感のような事が時々感じる事がありました。
言葉の使い方です。
しゃべり言葉や書き言葉というのは時代で変わっていくもので、例えば「ヤバイ」という言葉の意味が真逆になったり、ということには違和感を感じることはありません。
では、「悪いことが起こる可能性があります」。と「悪いことが起こる恐れがあります。」ではどう感じますか?
実際、テレビのアナウンサーでもそのように話しているのを多く見ますが。
実は、「「可能性」というのはいいことやポジティブな事に対して使う言葉で、悪いことやネガティブなことに対して使うのは「恐れ」だろう。」と書いているどこかのネットだったか雑誌だったかの記事を読んだことがあって、そのときからなぜだか頭を離れないのです。
薬局の業務でも対物から対人へというある意味当たり前な事が言われています。
当然、患者さんとのコミュニケーションを今よりももっと深くすることが必要になるわけですが、ただ喋ればいいということでなく、お互いを尊重し正しい言葉を使わないといけないのではないか、と思いました。
どう思われますか?
今の薬局、医療業界において医療人のコミュニケーション能力を高めるためにも、
言葉のチョイス一つで患者さまに対する接し方、感じ方は異なりますね。