どうして冷え性になる?タイプ別・冷え性の原因とその改善方法をご紹介

どうして冷え性になる?

季節や性別を問わず、冷え性に悩まされている人は多くいます。冷え性は症状がひどくなると、身体のこわばりや血色が悪くなる原因にもなります。では、どうして冷え性になってしまうのでしょうか。この記事では、冷え性の種類や主な原因、またその改善方法などについて詳しくご紹介します。

冷え性は大きく4つに分けられる

一口に冷え性と言っても、大きく分けて4種類の冷え性が存在します。ここでは、それぞれのタイプの冷え性の特徴を解説します。

指などの末端が冷えるタイプ

冷え性を自覚している人で特に多いのが、手や足の指先が冷えるという「末端冷え性」です。このタイプは、指先の冷えに加えて、頭痛や肩こりなどが症状として現れることが多くなっています。

また、この末端冷え性は、過度なダイエットを行っている若い女性によく見られます。これは、行き過ぎた食事制限によってエネルギーが生み出せなくなり、指先まで血液が十分に回らなくなるためです。

下半身が冷えるタイプ

上半身の冷えは感じないが、足先だけが冷える…という場合は、この下半身が冷えるタイプであると言えるでしょう。このタイプは、30代以降の働く世代によく見られます。

これは、日中椅子に座りっぱなしのデスクワークが原因であると考えられています。また、日中の運動量が少なくなった結果、下半身の筋力が衰えているケースもあります。

内臓が冷えるタイプ

冷え性には、身体の表面だけでなく、内臓が冷えるタイプもあります。冷え性と言うと指先が冷えるイメージを持つ人が多いため、この内臓から冷えるタイプは見落とされるケースが多いのです。

インナーを何枚も着込んでいるのに寒気がする…と感じたときは、この内臓が冷えるタイプの冷え性かもしれません。

全身がまんべんなく冷えるタイプ

全身が冷えるタイプの冷え性もあります。このタイプの冷え性の特徴は、季節に関係なく冷えを感じることです。寒い時期でもないのに、ずっと体温が低いままなのは、この全身が冷える冷え性の可能性が高いのです。

しかし、このタイプは、本人に自覚がないケースが大半です。「人よりも体温が低いだけだ」と思っている人は、全身が冷える冷え性を疑いましょう。

冷え性の主な原因3つ

人はどうして冷え性になってしまうのでしょうか。ここでは、冷え性の代表的な原因を3つご紹介します。

自律神経が乱れている

自律神経とは、人間の身体の代謝をコントロールしている神経のことです。これは、本人の意思とは関係なく、生きている間は休むことなく働き続けています。この自律神経が乱れてしまうと、代謝機能がうまく働かなくなり、冷え性の原因となります。

血液の循環が滞っている

血液の循環が滞ってしまうと、手や足の末端まで新鮮な血液が届きにくくなってしまいます。その結果、末端が冷える末端冷え性になってしまうのです。

また、この血液循環の滞りは、女性ホルモンの乱れによって引き起こされることも多いと言われています。ストレスや月経周期によってホルモンバランスが乱れているときは、とくに体をいたわるようにしましょう。

筋肉量が不足している

慢性的な運動不足や食生活の乱れなどで、筋肉量が不足している現代人も多くなっています。筋肉量が少ないと、代謝が悪くなり体内で熱を生みだせなくなるため、冷え性になりやすくなります。女性に冷え性が多いのは、女性は男性と比べて筋肉量が少ないことも一つの要因です。

冷え性の改善方法

冷え性が悪化すると、身体の冷えだけでなく頭痛などの合併症を引き起こすこともあります。そうなる前に、今抱えている冷え性の悩みを解消したいものです。ここでは、冷え性の改善方法を3つご紹介します。

身体が冷えないような服装を心掛ける

おしゃれのために寒い季節でも露出の多い服装をする人がいます。しかし、寒い外気に肌が直接触れてしまうと、体温の低下が加速し冷え性が悪化してしまいます。指先やお腹を布で覆い、身体が冷えないような服装を心掛けましょう。

また、盲点になりがちなのが就寝時の服装です。お腹を出して寝たり、掛け布団から指先を出したりしてしまうと、そこから身体が冷えてしまいます。

身体を動かして代謝を良くする

冷え性の大きな原因は、代謝が悪くなることによる血流の滞りです。そのため、冷え性を改善するためには、代謝を良くすることが大切です。

手っ取り早く代謝を良くするために、身体を動かすことをおすすめします。運動をするまとまった時間が取れないという人は、エスカレーターではなく階段を利用する、一駅分歩いてみる、などの日常的な運動を心掛けましょう。

生活リズムを整える

夜更かしや不摂生などの生活リズムの乱れは、自律神経の乱れに繋がります。自律神経が乱れると代謝機能がうまく働かなくなるため、正常な体温調節ができなくなります。冷え性を改善するためにも、早寝早起き・一日三食を心掛け、生活リズムを整えましょう。

まとめ

冷え性は、自律神経の乱れや血流の滞りが原因で引き起こされます。根本的に冷え性を改善するためには、生活習慣を見直したり、適度な運動を行ったりすることが大切です。

「有限会社湘南台薬品」の薬局では、いつも変わらぬスタッフが一人ひとりの気になる症状をヒアリングし、それぞれに適した調剤を行います。冷え性でお悩みの方も、ぜひ一度「有限会社湘南台薬品」までお越しください。

 

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