お盆に考えたこと

こんにちは。湘南台薬局です。

お盆も明けてまた通常運転に戻っている方がほとんどだと思います。

今年は曜日の並びがよかったので、ずいぶんと長いお休みだった方も多いようですが、当薬局はお盆期間中、時短営業ではありましたが営業しておりましたので「曜日の並びの影響で休みが長い」という実感がなく、私は週末を迎えてやっと「ああ、こういうことね。」という感じでした。

お盆と言えばお墓参りとか法事などで普段は集まらない親戚とか親族がお寺で久しぶりに顔を合わせたり、ということがありますが、そのときお寺のお坊さんは決まって、「普段会わない親族親戚一同が顔を合わせる、というのはこれも仏様がご縁を・・・」などと説法を始めるのではないか、と思います。

皆さまのご家庭や親戚同士の関係は良好ですか?

両親の家の親戚関係みんな仲がいい、という方がいらっしゃったら会ってみたい気がしています。

というのは、私の結婚式のときに祝辞を読んで下さった方がお坊さんで、その祝辞を未だに覚えているのです。

祝辞の内容は新しく作る家庭はもちろんだが、親族親戚がみんな仲良くやっていくことが大事だ、とかそんな話でしたが、それを「恕(じょ)の心」と表現されたのです。

「恕」とは許すという意味であり、ちょっとやそっと諍いが起きても恕の心で接すればずっと仲良しでいられる、という話だったと記憶しています。

ちなみに、私のところはというと、概ね仲良しですが、親族親戚まで入れるとさすがに100%ではありません。

おりしも最近、様々な場面で調和がキーワードのようになっている出来事が多くなってきているように思います。

家庭不和が遠因の事件や、社内外で調整がうまくいかなかったことが原因で大事になってしまった事例などなど。

心に余裕がなければ、人のミスを笑って流したり、感情のすれ違いをうまく処理したりすることはできません。

また、会社で大きなプロジェクトなどを進めるのにはメンバー同士はもちろん関わる会社間でも忌憚のない意見を言える関係を作っておかなければいけません。

心の余裕が持てない時に、どのように対処すれば余裕を持てるのでしょうか。

その対処の方法を学び知らせることも薬局がカウンセリング重視へ向かうにあたっての役割になるかもしれません。

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