新・映像の世紀を観て

こんにちは。湘南台薬局です。

気がつけば8月も終わろうとしています。時間が経つのも早いですが、物事が移り変わるスピードも速くついていくのが大変だと感じる今日この頃です。

いろいろな事が移り変わるスピードに追いつこうとするあまり、間違った方向に向かっている事についていっているとしたら、そちらの方がもっと大変です。

(ここからは私自身の自問自答なのですが)

ということはある出来事が起きる根っこには何があるのか、ということに注意を向けなければいけないのではないかと思いました。

では、上に出ていない根っこを観察するにはどうすればいいのか?となります。

自問自答であるので文章にするのが非常に難しいのですが、強引に文章にすれば

「有用であると考えられるできるだけ多くの情報を集めて取捨選択して想像力を働かせる」

となりますが、頭に浮かんでいることの1/3も言い表せていません。

前回はお盆のことでしたがお盆の時期は終戦記念日でもあり、各地で関連の行事が行われたり特番も組まれたりします。

そんな中でNHKの「映像の世紀」というスペシャル番組を観たことが今回の元ネタです。

私が観たのはいくつかのシリーズがあるうちの2015年から2016年にかけて放送された「新・映像の世紀」でしたが、最初のシリーズは1995年3月初回放送で2019年8月の今も別シリーズとして放送されているようです。

私はこの番組を観ていろいろな事が頭に浮かびかましたが、会社や商品に置き換えて観ていた部分もありました。仕事が薬局ですから自分の薬局の方向性やサービスの仕方、調剤報酬の行方など。

映像の世紀を観てなんでこのようなことが浮かぶのか自分でもわかりません。

共通する何かは頭の中では解っていますがそれを言葉にするのは時間がかかるということかもしれません。

キーワードのひとつとして「想像力」は間違いないのではないかと思われます。

映像はテレビということから、過去の有名な作家だったかいわゆる文化人と言われる人が「テレビは人間を白痴(はくち)にする」と言った、と何かで読んだかした記憶が出てきました。

ある意味間違いなくスマホはおろかテレビや電話すらない大昔の人々よりも、「想像力」は弱くなっていると思われることが多くあります。

その意味でこの予言は正しかったと言うことができるのではないかと表います。

単純に自分がされて嫌なことは他の人にするのはやめましょう、いった道徳的な部分もありますし、自分がこう動いたら相手はどう動くか、という戦略的な部分もあります。

私が観た新・映像の世紀の中で、経営学者のピーター・ドラッカーはヒトラー率いるナチスは誰もが絶対にありえないと思っていた独ソ不可侵条約を4ヶ月前に予言していた、というくだりがあります。

支離滅裂気味ですが、情報や知識に裏打ちされた想像力を働かせることが、小さな未来や大きな未来がどう転がっていくかを見通す助けになると信じます。

いつもご覧頂きありがとうございます。

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